「あかん…下からは無防備だからやめて…」
ハリネズミの寝姿がマジ天使なのはご存知の方も多いと思います。体を丸めて顔をブシュッと潰して寝てる姿はブサ可愛いし、お腹を床につけてペタンと寝ている姿と顔は最早針の生えたエンジェルです。まあ、いずれにせよ、基本的に警戒心の強いハリネズミが警戒を解いて無防備になっているという時点で言いようのない可愛さがあると思います。
という事で、小生はこの度更なる我が子の可愛い寝姿を求め、「寝ている姿を上から横からだけじゃなくて下からも見たい!」という確固たる思いのもと、我が家の栗剣さんの寝床を高床式にしてその下に鏡を置くことにしました。するとこれがかなり良い感じになったのでお披露目も兼ねて記事にしてみた次第です。
今回使用したのは「アクリルフォトスタンド」と「フォトスタンド用金属棒」と「適度な大きさの鏡」の3点です。かかった費用も総額2000円ぐらいとかなりリーズナブルでした。我が子の可愛い寝姿を下から眺められる奇跡までの軌跡の詳細を続きで書きましたのでお時間ある方是非どうぞ。
目次
今回使用したもの
アクリルフォトフレーム
今回高床用の板に無印良品のアクリルフォトフレーム(1000円税込)を使用しました。理由はアクリル板を使いたかったのと、高床にする上で四隅の穴が丁度良いと思ったからです。この無印のアクリルフォトフレームには写真のような金属棒が付属していますが、これ、2つしか入っていないので四隅に立てるには2本足らないんですよね。なので足となる部分は別途東急ハンズで購入してきました。
フォトスタンド用金属棒
アクリルフォトフレームの四隅に足としてたたせるための金属棒は東急ハンズで調達してきました。名称は「フォトスタンド用脚」、価格は200円でした。もし小生のやり方同様にフォトフレームの四隅に脚をたてるつもりなら、穴の大きさとフォトスタンドネジのサイズには気をつけたほうが良いかもです。サイズがあわないと泣きたくなります。
適度な大きさの鏡
鏡も東急ハンズで買ってきました。でもまあ別に鏡は東急ハンズで買う必要はないと思います。100均とかでも手鏡みたいなものはいくらでも売ってると思いますし。そんなどこで買うかより大事なのは鏡がフォトフレームの下にスッポリと入るかどうかです。これさえ満たされていればあとはどうとでもなります。
高床式寝床の作り方
1.フォトフレームを組み立てる
買ってきた無印良品のアクリルフォトフレームを組み立てます。四隅の穴にはフォトフレームに添付されている脚ではなく、東急ハンズで買ってきたスタンド脚をとりつけます。
2.フォトフレームをケージ内に置く
組み立てたアクリルフォトフレームをケージ内に入れます。上に寝床が乗るのであまり心配ないと思いますが、極力動かないように四隅に置くのが良いと思います。
3.フォトフレームの下に鏡をいれる
フォトフレームの下に鏡をいれます。鏡の置き場所は寝床を置く場所の真下になります。小生は鏡の位置を寝床の下にする調整が面倒だったので縦長の鏡をズドンと置いてみました。
4.フォトフレームの上に寝床を置く
フォトフレームの上に寝床を置いて完成です。上の写真はロックシェルターにしていますが、ナチュラルバーでも良いと思いますし、自家製のダンボール寝床でも良いと思います。
5.我が子が入ったら写真を撮る
我が子が寝床に入ったら写真撮影タイムです。普段はなかなか見れない我が子の寝顔や、寝ているときの手足のしまい方などをニマニマしながらひたすらカメラのシャッターを切り続ければ良いと思います。ちなみに、写真ではちょっと鏡に移った栗剣さんがボケていますが、直に眺める分には普通に顔や手足を拝見出来ます。
番外編
ちなみに、上の写真のようにフォトフレームの間に鏡を挟み込んでしまうという方法も全然ありです。こうするとフォトフレームの下に鏡を置いた時とはまた違った見え方をするのでご自身が好きな方法を選べば良いと思います。
フォトフレームに鏡を挟み込んだ場合、鏡とハリネズミの距離が短くなるので、ハリネズミの全体像が鏡に映りにくくなります。一方で、映る姿がより鮮明になります。フォトフレームの下にいれた場合と、フレームに挟んだ場合と、どちらも試して気に入った方をどうぞ。ちなみに小生は現在後者を採用してます。
以上、2000円弱の出費で、高床式寝床を導入して我が子の寝姿を下から眺める方法についてでした。元々アクリル飼育ケージの時に楽しさを見出して以来、我が子の寝ている姿をもっとガッツリ下から眺めたいと思っていたので今回の改造は個人的に大成功であります。
ハリネズミ自体は狭くて暗い所にすっぽりと入り込んで寝てしまう傾向が強いため(我が家の栗剣さんだけ?)、その可愛い寝姿や寝顔をマジマジと見る機会が少ないのが悔しい所でした。今回こういった形で高床式にして下に鏡を入れる事で、今まで見る事のできなかった我が子の新しい一面をゆっくりと眺められるようになり、より一層愛らしさが増した次第です。皆様も是非高床式寝床を導入して、我が子のシークレットなお姿を眺めてくださいね。
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