【レビュー】ドライミルワームが食いつきが良く長持ちする件

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「ミルワームのない針生なんて、、、」

ハリネズミは「ミルワーム」と呼ばれるゴミムシダマシという虫の幼虫を好みます。ハリネズミがどれぐらいミルワームを好むかというと、ご飯をモリモリ食べて「もうお腹いっぱいでっす･･･」という状況でもピンセットでミールワームをあげると「ま、ワームは別腹ですけどね！」と言わんばかりに喜んで食べてくれる程度には好物です。

また、寝てる所にミルワームをピンセットで持って行くと、鼻先をスンスンさせたあとミルワームめがけてダッシュし、すごい勢いで噛みつきにきます。時々勢い余ってミルワームを通り越してピンセットに噛みついて「固いよ･･･なにこれ固いよ･･･ミルワームの臭いはするのに！」とフガフガする事があるぐらい好物です。

そんなハリネズミの食いつきに定評のあるミルワームですが、「活ミルワーム」は生きてピクピクウネウネ動く分、人によっては抵抗感があるかもしれません。また、暖かい所にいると孵化してしまうので、ちょっと取り扱いが難しかったりします。

そこで、今日紹介するのはミルワームを乾燥させてパッケージングした餌「ドライミルワーム」です。これ、名前の通りミルワームを幼虫のまま乾燥させたもので、さすがに栄養価は下がってそうですが、動かないし、放置しても成虫にならないし、非常に扱いやすい訳です。

うちの栗剣さんはこのドライミルワームに対して生ミルワーム並に食いついてくれるので、何かと餌やりが楽しいのです。ということで、続きでドライミルワームをレビューしてみます。 乾燥しているとはいえ虫の写真が何枚が混じっているので苦手な人は注意してくださいねー

【ドライミルワームについて】

０．今回購入したもの

今回購入したのは「ピュア☆アニマル」さんで見つけたドライミルワームです。パウチに入って498円でした。そもそも僕の知りうる限り、ドライミルワームを取り扱ってる店舗って少ないんですよね。アマゾンで調べても全然出てこないのでいつもピュア☆アニマルさんにお世話になってます。

１．見た目

写真で見ると分かりづらい事この上ないですが、活きているミルワームに比べるとドライミルワームは少し色黒です。あとは乾燥されて中が空洞になっているため非常に軽いです。そしてピンセットで摘まんだときに力を入れすぎると崩れます。非常に脆いです。

２．匂い

いわゆる虫独特の匂いはなく、普通のハリネズミ用の餌と同じ匂いです。変な生き物臭がしないのは精神衛生上非常に良いですよね。虫の事が五感で嫌いな人も、若干救いがあると思います。

３．味

コーンリターを食べてみたり、クルミリターを食べてみたりした小生ですが、さすがにミルワームは食べてみる気にはどうしてｍなりませんでした。さすがに、、、ねぇ

４．栄養価

活きミルワームの栄養素は「脂肪」「カルシウム」「リン」らしいです。ただ、乾燥させたときにこれらの成分がどう変化するのか（なくなるのか、分解されるのか？）がちょっとわからないので誰か教えてください。個人的には乾燥ミルワームの中がスカスカの空洞になっている事を考えると、脂肪分はあまりないんじゃないかなと思ってます。想像ですけど。

【乾燥ミルワームの使い方】

１．寝ているハリネズミを起こす

我が家の栗剣さんはドライミルワームが大好きなので、寝ているときに鼻もとにドライミルワームをもっていくと覚醒します。仕事から帰ってきてちょっとスキンシップを取りたい時、大変恐縮ではあるものの、ドライミルワームを餌に起きていただいて、抱っこして針をナデナデしたりしてます。

２．ハリネズミを誘導する

ハリネズミって「こんな広いケージなのに、なんでそんなせまい所に入っちゃうの！？」みたいな事が多いです。しかもそういう場合、一旦狭い所に入り込んだら立てこもって出てこない事もしばしば。そんなときはドライミルワームでハリネズミを誘導し、ケージの広い所まで連れてきたりできます。

３．いつものご飯に少し混ぜる

乾燥ミルワームの良い所は、潰すと粉状になってふりかけのように扱えるところだと思ってます。普段のご飯の上に、粉状にしたドライミルワームをかけてあげるとすごい嬉しそうに餌を食べてくれるのでオススメです。ハリネズミは元々あまり目がよくない、嗅覚にすぐれた生き物という事もあるのか、我が子は匂いに騙されて（？）餌を凄い勢いで食べてくれます。

また、ハリネズミは結構食べ物の好き嫌いが激しかったりするので、買ったもののくいつきがよくなかった餌が家に溜まっている人もいることでしょう。そういう方もこのドライミルワームという名のマジックパウダーを一振りしてからご飯に出してみるともしかしたら食べてくれるかもしれません。ちなみに我が家の栗剣さんは一時期騙されて（？）バグバグといつもは食べない餌を食べてくれていました。

４．床材の中に隠して探させる

写真は床材ではなく、寝床の上にこっそりとドライミルワームを隠して置いていますが、ドライミルワームを床材の中に隠しておいて探させるのも一興です。これを活きミルワームでやると、我が子がミルワームを見つけられなかった場合、最悪どこかで幼虫が成虫になってしまいますが、ドライミルワームならそんなこともないので安心です。

「んめーっ！」

以上、ドライミルワームについてと、ドライミルワームの使い方についてでした。非常に食いつきが良く、乾物餌として長持ちする上、粉状にするなどの使い方もあるドライミルワームは、最早我が家になくてはならない必需品となっています。

あまりドライミルワームを話題にしているハリネズミブログやハリネズミ飼育サイトってないので、他のハリネズミがどれぐらい食いつくのかとかは実はあまり知らないってのが正直な所ですが、こと我が家の栗剣さんに限っていえば、食いつき具合は他の餌の追随を許さないです。是非皆さんも一度ドライミルワームを我が子にあげてみてくださいねー。

ちなみに、ドライミルワームって本当に取り扱いしてる所少ないんですよね。なんでなんですかね。困ったもんです。僕はいつもピュア☆アニマルさんで購入してるので興味がある方はこちらからどうぞ。他にもドライミルワームを売ってるお店とか楽天ショップとかアマゾンショップとかあれば教えてください。マジで。当方切実。