![DSC09720](http://hari-hedgehog.com/wp-content/uploads/2016/03/DSC09720-1024x683.jpg)
「妾の寵愛は、最も美味しい餌をくれる方にやろう。」
世の中には大きく分けて2種類のハリラーがおります。
一つは「ハリネズミを一人で飼っていて、ハリネズミの愛を独り占めしている人」
そしてもう一つは「ハリネズミを複数人で飼い、ハリネズミの愛を共有している人」
この2種類のハリラーたちがハリネズミの素晴らしさをこの世に発信しております。
この2種のハリラーのあり方にはそれぞれに良い所があると思っています。
例えば一人暮らしでハリネズミを飼う場合、自分一人でハリネズミに愛と手間を注ぐ必要がある一方
ハリネズミからの寵愛を一身に受ける事ができる「ハイワークハイリターン」的な良さがあります。
一方で、二人暮らし以上でハリネズミを飼っている人は、
ハリネズミへの世話を複数人で分担する事で自分達の時間を場面場面で柔軟に確保でき、
かつ、ハリネズミに対してきめ細かな世話が出来るという良さがあります。
ところが、自分より相手に懐いているのを見てなんとなく悔しい気持ちになったり、
触りたいのになかなか自分の番が来ないといった「嫉妬の炎」を燃やす事もあります。
さて、
今回は、特に後者の「二人暮らしでハリネズミ飼育」にスポットを当てて、
「二人暮らしでハリネズミを飼った時あるある」について書きます。
今まさに二人暮らしでハリネズミを飼っている人には「共感」を、
一人暮らしでハリネズミを飼っている人には将来味わうかもしれない「リアル」をお届けします。
目次
1.抱っこの奪い合いになる
![DSC09474](http://hari-hedgehog.com/wp-content/uploads/2016/03/DSC09474-1024x683.jpg)
まず、往々にして自分がハリネズミを抱っこしたい時に限って
相手がハリネズミを抱っこをしています。しかもなかなか手放してくれない。
最初は我慢して相手に抱きかかえられたハリネズミを眺めているものの、
段々我慢できなくなってきます。結果、嫉妬で悶絶するという。
他には、自分の手からハリネズミが離れた途端、なぜかハリネズミが上機嫌になり、
相手がハリネズミとワチャワチャ楽しそうに戯れているのを見ると、
「もう1回!もう1回抱かせて!カムバック!カンバック!」となります。
2.餌やり前の匂いづけで、上書き合戦になる
![DSC09389](http://hari-hedgehog.com/wp-content/uploads/2016/03/DSC09389-1024x683.jpg)
ハリネズミに懐いてもらう方法として「手の匂いを嗅がせた後に餌をあげる」というものがあります。
こうする事で「お、この匂いの後には餌がもらえるのか!ヒャッハー!」とハリネズミが認識し、
結果、匂いに慣れ、人に懐いてくれるというものです。
二人以上でハリネズミを飼育していると、この「餌の前の手の匂い付け」が大合戦になります。
自分がハリネズミに手の匂いを嗅がせたのち、ハリネズミの餌を用意していると、
相手がハリネズミに手の匂いを嗅がせて、自分の手の匂いを上書きしてしまうのです。
その様子を見て、再度手の匂いをハリネズミに嗅がせて上書きを上書きすると、
すかさず相手も更なる手の匂いを上書きしてくるのです。
結果、大合戦。
これもハリネズミへの愛がなせる技といえるでしょう。
ハリネズミ、なんという罪な生き物や…。
3.会話内容が8割ハリネズミになる
![DSC09634](http://hari-hedgehog.com/wp-content/uploads/2016/03/DSC09634-1024x683.jpg)
字の如く、話題の中心がハリネズミほぼ一色になります。
内容はハリネズミにとっての「病」「食」「住」全般についてで、
最近のハリネズミの調子や、食事の食べきり状況について、
あるいは寝床や床材の更なる改良や改善についてなどを議論しております。
ちなみに、この「毎日サミット」で今後の我が子の大まかな育成方針が決まるので、
その育成方針に従っていれば、事前承諾なくAmazonでモノをポチっても許してもらえます。
許してもらえてます。たまに怒られるけど、、、。
4.ハリネズミのよく見える位置が取り合いになる
![DSC09742](http://hari-hedgehog.com/wp-content/uploads/2016/03/DSC09742-1024x683.jpg)
我が家のハリネズミケージはソファの横に置かれていますが、
ソファからハリネズミを見るためには、向かって右位置を確保しなければなりません。
結果、ハリネズミがよく見えるソファ片側の取り合いor死守となります。
我が家ではソファの定位置確保合戦となりますが、
おそらく多くのハリラーたちの家でも似た類のポジション争いが発生している事でしょう。
バスケットボールではゴール下のポジション取りで勝負が決まるといいますが、
ハリネズミ飼育ではケージ前のポジション取りで写真撮りが決まりむす。
5.深夜にホイールが回りだすと相手を起こしたくなる
![DSC09847](http://hari-hedgehog.com/wp-content/uploads/2016/03/DSC09847-e1457356988962-683x1024.jpg)
最早ホイールに限らない事ですが、
我が子が何か運動を始めるとその様子を実況したくなる訳です。
しかし、ハリネズミは悲しいかな夜行性の生き物のため、
実況したくても時間は真夜中、実況できる相手がいなくモヤモヤする次第です。
独り言のようにブツブツ実況する訳にはいかないしね。
以上、二人暮らしでハリネズミを飼った時のあるある5選でした。
全国の二人以上暮らしのハリラーたちに共感を感じてもらえたのかは不安ですが、
少なくともここにこんな事を感じている人がいる事自体は疑いようもない事実であります。
伝われ!この思い!
![2016-02-13_22_38_48_instant6](http://hari-hedgehog.com/wp-content/uploads/2016/02/2016-02-13_22_38_48_instant6.png)
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